創和測量という会社を経営するにあたって、大切にしていることが4つあります。地域貢献、優れた技術、家族の健康、人間形成です。

測量は基礎的な仕事です。建物を建てたり、遺産相続のために土地の境界を確定したり、土地について何かをしようとした時に、しっかりとした測量なしには物事が全く進みません。特に当社の場合、社会のインフラ整備に関する仕事や大規模宅地開発といった公共性の高いものの割合が多いため、常に地域貢献の精神をもって仕事に臨むように心がけています。

専門業者として測量をしていく以上、優れた技術レベルを保つことは、当然のことです。グループ会社と合同で、年に一回、社員全員が参加する勉強会を開き続けているほか、法改正時などにも随時開催しています。社員の中には、一旦休職し、専門教育を受けてから復職する人もいます。自分の技を磨きつづけていくためには、与えられた仕事を定時でこなすだけではなく、社員一人ひとりが自分を成長させるための取り組みをする必要があり、会社として、そのような姿勢を支援するようにしています。

働いている社員だけでなく、その家族全員が健康であって始めて優れた仕事ができる、社長である私はそのように考えています。この場合の健康というのは、身体的なものだけを指すのではなく、精神的なものも含みます。家庭内に心配事があっては、安心して仕事に取り組む事ができず、ひいてはミスにもつながりかねません。健康な家族あってこその社員です。実際にはなかなか社員それぞれの家庭のことまでフォローしきれないところはあるのですが、その精神は大切にするようにしています。

最後に人間形成です。一般に、正確な距離や面積などを技術的に測ることが測量業だと思われがちですが、実際にはそのような見えるものを測るだけでなく、隣接する土地の地主の異なる主張をききながら、歴史的な文献にもあたり、妥当な境界線を求めるといった、人と接しながら、見えないものを測る側面も数多いのです。大規模なプロジェクトともなると、複雑に入り組んだ人と権利関係の中を的確に行動していくために、高い人間性が必要とされます。互いに信頼し合っていなければ、共に仕事をしていくことはできません。

あってはならないことですが、ある社員が仕事で失敗をしてしまった場合に、その社員をただ叱るだけでは、その人や周りの成長が止まってしまいます。そういった時、私はその失敗を教訓として、社員全員で共有することで、そのマイナスをプラスに変えるようにします。私が頭を下げてすむならば、その失敗を社員全員の成長に変えよう。それが最終的には、お客様や地域の発展にもつながるはずだ。

私はそのように考えながら、創和測量という会社の経営をしています。

創和測量社長 一木通夫
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